イオン導入と超音波導入の効果
イオン導入と超音波導入は、最近、フェイシャルエステでも人気のメニューのひとつです。
エステサロンならではの美容機器を使用し、家ではできないスキンケアを体感することができます。
イオン導入と超音波導入のメリットは、あらゆる肌の悩みに対応できる多機能性にあります。
つまり、導入剤の種類を変えることで、美白・肌荒れ・シミ・くすみ・ニキビ・シワなど、さまざまな肌トラブルに対応することができるのです。
主要な導入剤としては、シミやくすみ、肌荒れに効く『トラネキサム酸』や、ニキビ・ニキビ痕やシワ・たるみに効果のある『水溶性ビタミンC誘導体』や『ビタミンA』、アトピー性皮膚炎などの肌荒れに有効な『プラセンタ』など、多種多様にあります。
用途に合わせて導入剤を変えれば、トラブル別に肌をケアできるという柔軟性がイオン導入・超音波導入の最大のメリットと言えるでしょう。
ここでは、イオン導入と超音波導入について紹介します。
イオン導入
肌にさまざまな効果を与える有効成分をイオン化し、肌に微弱な電流を流すことによって皮膚の真皮層にまで届ける方法です。
家で行うスキンケアの場合、化粧水や美容液は肌に塗布して使用します。
しかし、ただ肌に塗布しただけでは、表皮の下の真皮層にまで有効成分が浸透しにくく、塗布した分の半分も届きません。
なぜなら、肌には外部からの異物の侵入を防ぐバリア機能が備わっているため、せっかくの有効成分もはじいてしまうからです。
イオン導入は、有効成分をイオン化し、電流に乗せて肌に送り込んでやることで、バリア機能をかいくぐり、表皮の下の真皮層にまで確実に有効成分を送り届けることができます。
その浸透率は通常の50倍以上と言われており、特に浸透率の低いビタミンCに関しては、最大100倍の浸透率を発揮します。
超音波導入
1秒に約300万回という超音波振動を加えることで、有効成分を肌の奥深くまで浸透させる方法です。
非常に細かな振動を集中して与えることで、細胞と細胞の間に隙間を作り、その隙間から効率的に有効成分を浸透させることができます。
これを皮膚のキャビテーション(空洞化)効果と言い、原理は異なるものの、イオン導入と同じく有効成分の浸透性を飛躍的に高めることができます。
超音波導入の特徴は、コラーゲンやヒアルロン酸など、分子が大きすぎてイオン化しにくいものや、イオン化できない油性のビタミンAなども導入できるところにあります。
つまり、これまでイオン導入できなかった有効成分も、超音波導入なら導入が可能となります。
エステサロンの中には、イオン導入と超音波導入を併用しているところもありますので、どちらも試してみたい方はサロンのメニューコースをチェックしてみるとよいでしょう。
